恐竜本といえば、新しく出た本ばかりを紹介していますが、新刊ばかりがいいというわけでもないので、このカテゴリーでは、私が読んだ恐竜本の中から、お気に入りを紹介します。
最初は、「日本にも恐竜がいた(伊地知 英信 著、どうぶつ社)」です。残念ながら、出版元のどうぶつ社では品切れです。

北は岩手から南は熊本まで、当時各地で見つかっていた恐竜化石と、その発見に至るエピソードを紹介した本です。
岩手のモシリュウの化石では、化石を接着するため付近の店からボンドが消えた・・など、ルポライターの伊地知さんが丹念に取材して書かれており、化石を探す楽しみや見つけたときの興奮が伝わってきます。
最初の出版が1990年11月ですから、日本の恐竜化石発見の初期の物語です。いまでは不思議でもなんでもないタイトルですが、その頃は、歯化石1本で、なんとかリュウと愛称をつけて大騒ぎだったのです。
その後は、組織的な発掘も行われたりして、日本でも多くの、断片的でない、まとまった恐竜化石が発見され、一部は新種として記載されるようになっています。
地元の研究会で化石採集し始めた頃は、夢中になって読んだものです。いつかは、地元で恐竜の化石を見つけるぞ・・、と思っていたら、何年後かに多くの足跡化石を見つけました(^^)。
地元の新聞記者が執筆した「とやま恐竜時代(本田 光信著、北日本新聞社)」には、足跡化石の露頭発見のいきさつが、漫画で紹介されています(^^)。

日本にも、新しい恐竜化石が埋まっている場所はまだまだありそうです。
サイエンスで、アマチュアが活躍できるのは、古生物と天文学だそうですから、「日本にも恐竜がいた」の続編があれば、登場するのはあなたかも・・?。

