2週間ほど前から手取層で化石発掘していたという松川先生、日焼けした顔で、足元はスニーカーといういでたち。

前回の佐藤先生がジュラ紀のアンモナイトだったので、今回は白亜紀の話がメイン。手取層で3番目の時代(Barremian)を示すアンモナイトの発見の話もありました。
特に、オウムガイと比較しての絶滅の話は興味深かったですね。以下、そのあたりを断片的に・・。私のメモですので、聞き間違いがあるかもしれません(^^;;。
- 白亜紀末にアンモナイトは全滅し、オウムガイも多くが絶滅したが、一部は生き延びた。
- まき方の変化を詳しく調べると、オウムガイは、ジュラ紀から白亜紀にかけてゆるく巻くタイプが減少したことがわかった。
- きつくまいて内側の幼殻を水圧から守り、殻を保護し、深海での生活に対応した。
- きつくまくのは、殻全体のバランスを調整し移動の効率あげるためもある。
- 深海の低水温での生活が、オウムガイが生きのびた一因ではないか。
- 一方、アンモナイトのまき方には、時代で変化が見られない。
- きつくまく種が少なく、比較的浅い海に棲んでいたことが絶滅の原因のひとつか。
- 卵が小さくて多数という生殖の要因もある。アンモナイトは、1ミリ以下のプランクトンで繁殖したらしい。
松川氏はいつからアンモナイトの研究者になったのでしょうか?アンモナイトに関する学術論文は何か書かれているのでしょうか、ちょっと不思議に思ったもので。
うろおぼえですが、博士論文は、アンモナイトの研究だったそうです。
恐竜の足跡で知られており、最近、アンモナイトの研究はやってないんじゃないかと言われるそうですが、ちゃんとやっているとか(^^;;。
松川研の研究テーマに入っており、国内での化石発掘は、アンモナイトや二枚貝のようです。
小畠先生が師匠で、今回の講演も最初は小畠先生に依頼したのですが、都合で松川さんに回ってきたとのこと。
論文などは以下で紹介されています。
松川正樹
http://www.u-gakugei.ac.jp/~matsukaw/matsukawa/mmprofile.html
松川研の研究テーマ
http://www.u-gakugei.ac.jp/~matsukaw/htmlfile/kenkyu.html