2007年07月28日

暑苦しい暖色系の花々

 晴天が続かない夏ですね。ヒマワリもうつむき加減に咲いてます。

 こちらは、まだ子供のカマキリ。肢は花粉だらけです。秋になるとでっぷりと太ってきます。フラッシュに驚いたようで、クリクリと三角形の頭を動かしています。


 ■大輪が縄張り

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 一方、暑さに弱いはずのナスタチュームが次々と暑苦しい暖色系の花々をつけています。アブラムシが嫌いな植物らしく、バラなどの近くに植えておくと、寄ってこないとか。それほど効果がないような(^^;;。

 皿にもっているのは、エディブルフラワー(食べられる花)だから。サラダなどに飾っても美しいですね。
 ビリリと辛いのも暑い夏にいいかも。この間ためしに葉も食べたら結構いけました。花の後ろにあるちいさなスイレンのような丸い葉です。

 辛味がクレソンににていることから、クレソンの学名である Nasturtium と呼ばれるようになったとか。


 ■ナスタチュームのグラデーション

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2007年07月22日

恐竜の卵作り

 今日は、またまた、富山市八尾の海韻館でした。親子ワクワク化石教室「恐竜の卵と缶バッジ作り」のお手伝いです。

 手を動かすイベントのためか、毎回人気です。あと3回あります。次回の29日は、私が講師です(^^)。


 作り方は、風船の中に石膏で水で溶かした液を入れて作ります。簡単なようですが、いろいろとノウハウがあります。

 下は、石膏液をいったんマヨネーズの空容器に入れているところ。ケーブルテレビのオネーさんも撮影に来ていました。8月7日の11時と14時から放送されるそうです。

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 続いて、石膏液を入れた風船をふくらまし、口を閉じます。このあたりで石膏が逆流したりして、被害者が出ます。今回も約1名が・・。
 そして、表面に薄い膜ができるようゆっくりと回します。小学3年生以上ですが、妹なども協力しています。
 
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 やがて、熱くなってくると石膏が固まります。ハサミで風船破って、できあがり、です。

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 最期に、できた卵を前に、参加者でスナップ写真を。今日は出来がいいようです。

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 これは、水彩で色をつけたもの。私が、2年前に作った夏休みの宿題です(^^)。
 割れていたほうが、よりリアルかも。石膏が薄い膜を作っているのがわかります。

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2007年07月15日

アンモナイト化石展、オープン

 今日は、富山市八尾にある海韻館のアンモナイト化石展のオープンの日。オープニングセレモニーと、佐藤 正先生の講演会がありました。
 
 幸い、台風の影響は全く無くて、辺ぴな会場にもかかわらず多くの参加者で盛況でしたね。下は講演会の様子。満員で用意した椅子が足りなくなるほど。

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 アンモナイトの模型について、「これは、プルーロセラスだ!」と、生きていた時は、このように口部のほうが下になっていたことを説明される先生。
(プルーロセラスは、Pleuroceras だそうです。)

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 学生の時から60年近くもアンモナイトを研究されている先生、適度に脱線したりして、面白い講演でした。
 2時間ほどの講演から、一般的にわかりやすい点をいくつか。

  1. 日本最初のアンモナイトの論文は、1887年(神保小虎の卒論)
  2. ジュラ紀のアンモナイトは200種ほどおり、全ての期から見つかっている。
  3. 海生層でしか見つかっていない(淡水性のアンモナイトがいた証拠はない)。
  4. メスの個体の方が大きい。
  5. イカに近いが足は10本というわけではない(もっと多かったかも)。
  6. 軟体部の残る化石はあるが、不確かな点もある。
  7. 成長すると殻の模様が変化する。
  8. 上の理由などから、成長した良い標本でないと、鑑定は難しい。


 続いて、オープン前のスナップ。写真左から、今回貴重な標本を提供いただいた方々の中から、佐々木和弘さん増田和彦さん夫妻、そして、企画運営から図録編集まで大活躍された富山県古生物研究会の葉室麻吹さん。

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 次は、オープン前に壁面の富山県産のアンモナイトなどを見られる佐藤先生。
 天井を見ればわかるように、地元の木材を利用した木造の博物館です。これも珍しい、とか。

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 最後に、図録(PDF)から、佐藤先生も初めて見たというオウムガイを2種紹介します。実物は、アンモナイトなどの系統関係を示す場所に展示されています。
 オウムガイが生き延びて、アンモナイトはなぜ滅びたのか・・、は謎だそうで。

 
 特に古生代の標本に、貴重で、論文よりも完全なものが多いようです。
 最初は、石炭紀のオウムガイ(新潟県青海町産、ストロボセラス?の一種)。

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 続いて、ペルム紀のオウムガイ類(岩手県陸前高田市産、属種不明)。

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2007年07月14日

アンモナイト化石展

 明日7月15日から、富山市八尾の海韻館では、企画展「生命のシンフォニー アンモナイト登場、そして絶滅」を開催します。

 アンモナイトは、1つの綱で、誕生から絶滅までの過程が良く調べられている古生物です。
 タコやイカの仲間ですが、どちらかというとイカに近いそうで、復元イラストの足はたいてい10本です。



 今日、その準備のお手伝いをしてきました。下は、入り口付近のアンモナイト。北海道留萌郡産の白亜紀の大型アンモナイトで、特に奥右にある化石(メゾプゾシアの一種)は直径80センチもあり、とても重くて、4人がかりでやっと運びました。殻を棲家にしていたのでしょうか、中に小さなアンモナイトの化石が入っています。

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個人所有の化石

 今回の目玉は全て個人所有の化石であること。普段目にする機会が少なく貴重な標本ばかりです。

 下は、デボン紀、石炭紀の展示コーナー。左端に、日本最古のアンモナイト、クリメニア類(プラチクリメニア、岩手県一関市産、デボン紀後期)もあります。

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 下は、房室がはっきりと残るユーパキディスカス・ハラダイ(北海道中川町産、白亜紀後期)。展示前です。

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 次は、ロストラム(矢印、周辺部の凸部分)つきのダメシテス・セミコスタータス(北海道留萌郡産、白亜紀後期)。

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CD-ROM付の図録

 下は、今回の図録です。カラー写真で展示標本を紹介しています。A4版で全26ページ。より多くの標本写真を、時代別にPDFファイルで紹介したCD-ROMがついて、800円です。
 全ての写真を印刷すると高くつきますので、CD-ROMは、いいアイデアですね。

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 それと、PDFファイルのメリットは、任意にズームアップできること。写真では小さくても、パソコン上でなら拡大できます。
 で、以下の2つの画像は図録CD-ROM(PDF)から、その一部を拡大してみました。元の解像度が高いので、さらに拡大することも出来ます。

 下は、傷ついた殻を治した跡(矢印)が残るシュードネウケニセラス・ヨコヤマイ(福井県貝皿産、ジュラ紀中期)です。

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 ついでにもうひとつ、顎器(がくき、矢印)の残るゴードリセラス・インターメディウム(夕張産、白亜紀後期)です。アンモナイトやイカ・タコなどは、顎器でエサを砕いて食べるのです。
 
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2007年07月05日

日本にも恐竜がいた

 CGで復元した恐竜図鑑とか、手垢のついた恐竜の謎とか・・、夏になると、ぞろぞろと似たような恐竜本が出版されますね。もう少し工夫すれば、新しい切り口もあると思うのですが・・・。

 恐竜本といえば、新しく出た本ばかりを紹介していますが、新刊ばかりがいいというわけでもないので、このカテゴリーでは、私が読んだ恐竜本の中から、お気に入りを紹介します。



 最初は、「日本にも恐竜がいた(伊地知 英信 著、どうぶつ社)」です。残念ながら、出版元のどうぶつ社では品切れです。



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 北は岩手から南は熊本まで、当時各地で見つかっていた恐竜化石と、その発見に至るエピソードを紹介した本です。

 岩手のモシリュウの化石では、化石を接着するため付近の店からボンドが消えた・・など、ルポライターの伊地知さんが丹念に取材して書かれており、化石を探す楽しみや見つけたときの興奮が伝わってきます。

 最初の出版が1990年11月ですから、日本の恐竜化石発見の初期の物語です。いまでは不思議でもなんでもないタイトルですが、その頃は、歯化石1本で、なんとかリュウと愛称をつけて大騒ぎだったのです。
 その後は、組織的な発掘も行われたりして、日本でも多くの、断片的でない、まとまった恐竜化石が発見され、一部は新種として記載されるようになっています。

 地元の研究会で化石採集し始めた頃は、夢中になって読んだものです。いつかは、地元で恐竜の化石を見つけるぞ・・、と思っていたら、何年後かに多くの足跡化石を見つけました(^^)。
 地元の新聞記者が執筆した「とやま恐竜時代(本田 光信著、北日本新聞社)」には、足跡化石の露頭発見のいきさつが、漫画で紹介されています(^^)。


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 日本にも、新しい恐竜化石が埋まっている場所はまだまだありそうです。
 サイエンスで、アマチュアが活躍できるのは、古生物と天文学だそうですから、「日本にも恐竜がいた」の続編があれば、登場するのはあなたかも・・?。
posted by 楽園のマスター at 20:14| Comment(0) | TrackBack(1) | お気に入りの恐竜本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする