2008年01月12日

熱河生物群 化石図譜

 羽毛恐竜などの化石はよくニュースになりますが、それらの化石を多産する中国遼寧省にある熱河群層についてまとめて書かれた日本語の本がありませんでした。

 最近、熱河生物群 化石図譜 -羽毛恐竜の時代-(朝倉書店)が発売されています。訳本で、熱河生物群化石(約250点)や地層、発掘の様子などをカラーで紹介した著です。朝倉書店で目次などが紹介されています。

 英文や中国語だと、化石の映像をぱらぱらと見るだけで、意味不明な箇所は飛ばしてしまうのですが、そのあたり日本語で書いてあると理解できます。


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 カバーは、ミクロラプトル・グイのホロタイプ(完模式標本)。後ろ足の羽根が少し見えるだけで、頭部あたりは裏です。


 原著は、2001年に発売された熱河生物群(上海科学技術)・・・と思っていたのですが、2003年12月に発売されたTHE JIHOL BIOTA(英文版)のほうです。
 これは、中国版に大幅に加筆されたもの。The Jehol Fossils(Academic Press)として、昨年12月に発売されています。


 前のほうで、熱河群層の歴史的背景や時代、古環境などについて書かれています。

 後はそれぞれの化石の紹介です。あまり紹介されない微化石や昆虫、サンショウウオなどの化石が目新しいですね。最大の歯を持つという翼竜、liaoningopterus gui の長い歯もみものです。

 ただ、ゾルンホーフェン化石図譜(朝倉書店)に比べて全体的に写真の鮮明さが劣ります。ライティングなどの工夫が望まれるところです。


 時代的に、ジュラ紀後期("前期"を訂正)とする説もあったようですが、現在では白亜紀前期("後期"を訂正)とされています。
 
 陸成層だと時代決定が難しいのですが、全層にある凝灰岩に含まれるアルゴンなどの放射性元素の分析によって時代測定がなされています。


 地質柱状図があります。一番下層の義県層最下部の陸家屯層で、1億2840年前。一番上は九仏堂層の波羅赤層で、1億1000万年前とあります。つまり、およそ1840万年間に堆積された地層となります。

 その時代、このあたりは火山活動が盛んで、3回の大規模な噴火があったそうです。湖沼堆積と火山活動というサイクルが4回続いたとあります。

 火山性のガスが生物の大量死を引き起こし、池や沼の底に埋まり、大量の火山灰が積もったことで、化石がきれいに保存されたようです。ですから、関節した状態で、羽毛などが残っているのです。


 最近見つかっている化石からすると、恐竜だけでこの本程度の化石集ができそうです。続編にも期待したいところですね。
posted by 楽園のマスター at 20:23| Comment(2) | TrackBack(2) | 恐竜本やDVD(新刊)

2007年12月31日

ムーヴカスタムのCMとか

 恐竜が登場するTVCM はたまにあるのですが、ダイハツのムーヴカスタムのCMでは、 T.rex らしき恐竜が襲ってきますね。ダイハツのサイトではまだ紹介されていません。
 
 さてさて、年末はいつものように温泉でのんびりで、今年は山中温泉の巻。山中は、2004年の年末以来の3年ぶり。今回はメンバーが増えて総勢11人でした。

 下は、温泉街にある松浦酒造の微発泡性清酒「鮮」。瓶内で酵母の発酵が進むという活性生酒だそうで。試飲(200円)が出来ますが、フルーティでさわやかな味が気に入り、1本買いました。

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 詳しくは、楽天のサイトをどうぞ。
 
 



 次は、途中で寄った「世界のガラス館」にあったガラス細工。これは恐竜で、他にもいろいろと。

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 こちらはピエロ。手作りなので微妙に形が違います。


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 で、下は来年の干支のネズミたち。では、皆様よいお年を!!



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posted by 楽園のマスター at 18:33| Comment(0) | TrackBack(0) | たわいもない日記

2007年12月12日

荒井良二さんの絵本

 
 文でも絵でも、趣味でも仕事でも、相手に伝えるときは、間違いないように正確にとか、わかりやすくとか、いろいろと気を使うものです。

 しかし、11日にNHKで放送されたプロフェッショナルに登場した絵本作家の荒井良二さん、ひとつのブレークスルーでしたね。

 その絵の描き方、大人にはむちゃくちゃに見えました(^^;;。

 うまく美しく書こうとか、ストーリーとしてまとめようとか、そんな自分の中の大人の部分を捨てるのだとか。なかなか捨てられなくて苦悩しているそうですが。

 下は、そのひとつ、たいようオルガン です。手で描いた感じです。


 
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 「たいようオルガン たいようオルガン

  たいようが オルガンひいて あさがきた

  ゾウバス はしを わたりまーす」
 
  ・・・大人が深く考えはいけません(^^;;。




 下は小学生の女の子が描いたような ぼくのキュートナ です。こちらは、ちびた鉛筆を使ったかも。

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 有名な国際絵本賞を取ったとかの評価は別にして、読み聞かせでも子供に人気があるそうです。
 ただ、まねしやすく、人気になると、似たような作風の絵がどんどん出てきそうない感じがしますが。

 彼が恐竜の絵本を描いたら、どんな感じになるんでしようね。


 参考:荒井良二 Ryoji Arai


 
posted by 楽園のマスター at 20:14| Comment(0) | TrackBack(0) | テレビとか映画とか

2007年12月08日

"ミイラ化石"の予告編など

 YouTube から、恐竜ものを2点ほど。

 最初は、ミイラ化石。米国で9日に放送されるナショジオチャンネルのA NIGHT OF DINOSAUR DISCOVERIES(Dino Autops)の予告編のようです。
 物語は、1999年に当時高校生の Tyler Lyson の発見から始まります。





 次は、知能を持つという恐竜型ロボのPLEO。ベビーなので、あざらし型のロボより、いやし系かも(^^;;。

posted by 楽園のマスター at 07:49| Comment(0) | TrackBack(0) | テレビとか映画とか

2007年11月26日

ジェーンは T.rex の子供なのか?

 本日夜8時から日テレ系で放送された「世界まる見え!テレビ特捜部」で、愛称・ジェーン(Jane)が登場してました。


 "Jane"とは、2001年にモンタナ州で発見された T.rex の幼体とされる化石です。詳しくは、Jane(バーピー自然史博物館)をどうぞ。
 


 テレビでは、方形頬骨が T.rex と異なるとか、片方の下あごの歯の数が17本で、T.rex (多くても13本)と異なるとか、脳の形が異なる(2005年9月の話)とか、と放送していました。


 今のところ、 T.rex の幼体とされているようですが、テレビでは謎のまま終了でした。バラエティなので、詳しい突っ込みはありません。

 まあ、たった1体の化石じゃ無くて、もっと見つからないとはっきりしません・・(ポール・セレノ談)、が妥当なところでしょう。



 以下は、The Discovery And Mystery of a Dinosaur Named Janeのカバーです。"Jane"の発掘から展示などについて紹介したドキュメンタリー書です。確かに歯の数は多いですね。

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posted by 楽園のマスター at 21:30| Comment(0) | TrackBack(0) | テレビとか映画とか

2007年11月24日

家畜の骨格や筋肉を解説した図説

 恐竜の骨格を、ただぼんやりと眺めているとだけではわかりませんが、それらが実際に思い体重を支えたり、動いていたとなるといろいろと面白いことに気づきます。

 そんなときに参考になるのが、新編 家畜比較解剖図説〈上巻〉新編 家畜比較解剖図説〈下巻〉です。

 家畜(ウシやウマ)と家禽(ニワトリ)の解剖学書です。2003年に全面改訂されました。

 上巻は骨格と筋肉、消化器について、下巻は、内臓や神経系と外皮について書かれています。発行元の養賢堂で目次などが紹介されています。上巻下巻をどうぞ。

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 獣医のために書かれているのでしょう、骨の形態と構造から始まって、各部位の骨や筋肉が、イラスト共に、細部まで詳しく解説されています。
 たとえば、ニワトリの筋肉だけで、20ページもあります。骨の名称にはほとんど英名があるので、論文と比較するときに役立ちます。下巻では、ニワトリの気嚢などについても詳しく紹介されています。



ニワトリの長翼膜張筋

 下は、ニワトリの前肢です。筋肉は骨にそってついているものと思っていたら、長翼膜張筋のように、肩(浅胸筋)と手首を結ぶ筋肉もあるのですね。

 翼膜の緊張のためにあるとされています。骨格との間に膜が出来て翼としての面積が増えますから、ある程度飛行できるようになった羽毛恐竜にもあったかもしれません。

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  図は、ニワトリの前肢:新編 家畜比較解剖図説〈上巻〉の図を参考に作成しました。



ウシの首が太い理由:前足を支える前肢帯筋

 人と家畜の体系の比較という解説もあります。ヒトの肩甲骨は鎖骨と関節し、鎖骨は胸骨と関節していますから、上肢帯(肩甲骨)は脊柱と関節していることになります。

 一方、4足歩行のウシなどでは、前足は肩甲骨としか関節しておらず、肩甲骨は脊柱とは直接結合していません。

 これを支えるのが強力な前肢帯筋です。下のイラストのように、首や腹部から数本の骨格筋が、前足を脊柱のサイドにしっかり保持するのです。

 たとえば、赤く示した頭蓋骨の付け根あたりから伸びる上腕頭筋(Brachiocephalic muscle)は、肩甲骨ではなくて上腕骨(稜)につながっています。上腕をあげたり、首を動かしたりする筋肉です。

 この筋肉のため、牛の首は太いのですね。青の広背筋も上腕骨につながっています。緑の胸筋は直接筋肉(大円筋)につながっています。

 逆に、前足が直接つながっていないことでゆとりが生じ、前足の着地するときに、スプリング(弾力)の役目を果たすのだそうです。


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  図は、牛の前足とそれをサポートする前肢帯筋:新編 家畜比較解剖図説〈上巻〉の図を参考に作成。黒いのが筋肉の模式図。緑色が肩甲骨で、黄色が上腕骨です。


 体重の重い竜脚類にも似たような、直接、上腕骨につながる筋肉があったかもしれません。もちろん、上腕骨側にも筋肉がつく部分(稜)が必要ですが。とすると、前脚の前のほうはより太くたくましくなったことでしょう。
 竜脚類の参考には、ゾウやキリンなどの解剖図もほしいところですね。 
 
 
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2007年11月16日

ニジェールサウルスの歯

 ニジェールサウルス(Nigersaurus taqueti)がニュースになっていますが、気になったのはその歯ですね。

 生え変わる歯も含めると、500本以上の歯があるそうですが、前に並んでいるのは、上下それぞれ60本程度。残りはどこにあるのでしょうか。



 下はその頭部です。論文を一部修正しました。歯はみごとに前方だけに一列に並んでいます。
 奥歯どころか、横のほうにも歯がありません。


 論文によると、上あごには、片側に4本の前上顎歯と25本の上顎歯からなる58本の歯があり、下あごには、34本の上顎歯からなる68本の歯があるそうです。
 見えている歯は、合計126本ということになりますね。

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 それぞれの歯は、"tooth battery" というパックになっているそうです。

 現生のサメのように、次から次と歯が入れ替わるわけですね。断面から推定した歯が入れ替わる速度は、月1回か2回とされています。

 これは、ハドロサウルスのデンタルバッテリーと同じ速さだそうです。同じバッテリーといっても、ハドロサウルス類のように、植物をすりつぶす能力は無いでしょう。

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 下は下あごを上から見たところ。黄色いとうもろこしのようなのが、前上顎骨歯と上顎骨歯で、オレンジが歯骨歯(dentary tooth)です。図の右側で34本あります。

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 参考:Structural Extremes in a Cretaceous Dinosaur、Paul C. Sereno et al,. PLoS ONE 2(11): e1230, 2007


 
posted by 楽園のマスター at 20:14| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース

2007年11月14日

アリー、パラオ!


 10月にパラオに行ってきました(^^)。JALの直行便で4時間ほどの南の島です。
 
 写真をまとめたサイトを作りたいと思っているのですが、たくさんあるのと、強烈な太陽にあてられて、パソコンに向かうのが億劫になっています(^^;;。
 
 とりあえず何枚か紹介します。
 
 下は、ホテルのプールから見たヤシの木とビーチ。

 どうせ泊まるなら一番良いホテルで、ということで、パラオ パシフィック リゾート(デラックスオーシャンビュー)にしました。

 あらかじめホテルにメールを送っておいて、プールとビーチに一番近くて見晴らしのいい2階の部屋を・・、とお願いしていたら、そのとおりになっていました(^^)。

 パラオでは珍しく、プライベートビーチを持つホテルです。パラオは島が多いのですが、砂浜が広がるビーチが少ないのです。

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 次は、プールに浮かぶプルメリアの花を水中から撮ったもの。
ぷかぷか動くので、結構、撮影は難しいですね。

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 続いて、シーカヤックをこいでいった無人島のリー・マービンビーチ(だったと思う)。

 三船敏郎とリー・マービンの二人だけが出てくる戦争映画、「太平洋の地獄」が撮影された島だそうで。

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 そこにあった貝化石。最初は、あまりにも現在の海岸にある砂や貝をそのまま固めただけのようなので、コンクリートで固めたのかと思いました。

 下にあるのは私の指です。白っぽい岩もありましたが、かなり時代は新しいようです。

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 最後は、ホテルのビーチに棲む殻の長さが50センチほどのオオシャコガイ。このサイズがごろごろしていました。

 右にある穴から水を取り入れ、左の穴(出水口)からだします。

 シャコガイがいつも殻をあけているのは、外套膜などに珊瑚と同じく光合成をする褐虫藻(かっちゅうそう)がいて、シャコガイはその栄養分をとっているからだそうで。
 つまり、光を食べているというわけですね。

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posted by 楽園のマスター at 20:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 世界の旅

2007年10月28日

雨後のタケノコならぬ・・・

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 一見、ゴビ砂漠を思い出させる聳え立つ砂岩層と青い空。とある新生代の地層で、昨日の雨で表面が洗い流されて、新たな面が出ています。

 化石も洗い出されています。下の映像では、折れた肋骨らしき化石が転がっています。2つの赤い矢印の化石で、くっつけるときちんとつながりました。

 似たような石が多い中で骨化石を見つけるのは難しそうですが、慣れてくると目に飛び込んできます。


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posted by 楽園のマスター at 18:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 新生代の化石

アンモナイト返却

 海韻館で開催されていたアンモナイト化石展が終了し、土曜日に、お借りしていた化石を返却してきました。

 今回返却で訪問したのは、新潟の宮北さん。雨が降り続く中の運転に、100Kg近くはある大型アンモナイト化石の運搬は疲れました。持ち上げて運ぶには、大人6人が必要です(^^;;。

 返却後、部屋いっぱいの宮北コレクションを見せてしてもらいました。見事な標本が多く、今回、お借りした化石が、ほんの一部ということがわかります。
 下はコレクションの一部。写真撮影とブログ紹介の了解を得ています。
 
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 上左はラペットの残る化石。ラペットが外れていますが、結構大きめです。

 下左は、アンモナイト化石に垂直に巻貝が立っている珍しい化石。腐敗した貝にたまったガスの効果で垂直になったもの。"ゾンビ化石"と呼ばれているとか。


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 これは、福井県旧和泉村産のアンモナイト。表示には、Pseudoneuqueniceras maedai とあります。
posted by 楽園のマスター at 17:41| Comment(0) | TrackBack(0) | イベント情報

2007年09月28日

竜脚類は海辺に棲んでいた?

 本日の夜、7時半から、NHKで「よみがえる日本恐竜時代」と題して、恐竜番組が放送されていました。福井発で、北陸地方のローカル番組のようです。

 前半は、勝山での恐竜化石発掘の様子。最近見つかった、竜脚類化石の話です。
 歯も見つかっているようですね。細くて"へ"の字のようにゆるくカーブした特徴的な歯です。
 

 後半では、真鍋さんが面白い話を。

 白亜紀になり、竜脚類が中国内陸部で見つからなくなったのは、沿岸部に移住したのではないかとか。それで、日本で化石が見つかるというわけ。

 その理由のひとつは、植物を消化する能力に優れたデンタルバッテリーを持つ恐竜が内陸部に進出したため、みすぼらしい歯の竜脚類はより湿潤で植物が豊富な沿岸部に移動した。

 また、最近の研究では、より気温が上がる白亜紀になると竜脚類は、体を冷やすため浅瀬で暮らしていたとする説があるとか。海水で体を冷やしていたらしい。


 番組では、竜脚類を"大型草食恐竜"、ハドロサウルス類などを"中型草食恐竜"としていました。
 統一したのでしょう。"竜脚類"という言葉は真鍋さんがポロリともらした一言だけ。最近は、子供でも竜脚類という言葉は知っていると思うのですが・・。

 
posted by 楽園のマスター at 20:32| Comment(0) | TrackBack(0) | テレビとか映画とか

2007年09月18日

霧の霧が峰

 週末は、ビーナスラインをドライブ。信州の美ヶ原や霧が峰あたりです。天気予報では降水確率が高かったのですが、まあまあの天気。

 下のほうは天気がよくても、丘に登っていくにしたがって霧が出てきます。さすが、霧が峰というだけありますね。晴れれば大パノラマが広がるはずですが、ヘッドランプをつけてのドライブとなりました。

 美ヶ原高原美術館の「しまうま」が見たかったのですが、たどり着いても視界ゼロ。今度はニッコウキスゲの咲き乱れる初夏に訪れたいですね。


 美ヶ原高原美術館 作品紹介 
 http://www.utsukushi-oam.jp/guide/sakuhin.html
 

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 上は、宿の前にあったブロンズ像。テーマはブレーメンの音楽隊でしょうか、笛を吹く少年とオオカミ。まわりにはたくさんの羊もいます。
 ブロンズは強い日差しで熱くなっているので、すわった子供が驚いていました。

 それにしても諏訪あたりには美術館が多いですね。まあ、1箇所も訪れませんでしたが(^^;;。

 
 下は、ビーナスラインの途中にある八島湿原。天然記念物とか。霧で幻想的です。天気がよければ、青い空が写って美しいでしょうね。遊歩道が整備されていて歩き回れます。

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posted by 楽園のマスター at 20:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本の旅

2007年09月15日

生きものとしての恐竜を描いた「寺越慶司の恐竜」

 先日、イラストレーターの寺越さんから「寺越慶司の恐竜(フレーベル館)」を送っていただきました。大型で分厚い画集です。

 名前からわかるように、寺越さんが長年にわたって描かれた恐竜のイラストをまとめられたものです。

 寺越さんは子供の頃、富山市内に住んでおられたそうです。私のところからそれほど離れてはいません(^^)。あとがきにも書かれていますが、当時は今よりも自然豊かで、そのときの体験から生きものをありのまま描くようになったそうです。

 たしかに、画集では「生きもの」としての恐竜の動きを巧みに再現され、細部まで緻密に描かれています。一部古いものを除いて、パソコン上で描かれたそうですが、手書きの丁寧さが伝わってきますね。

 恐竜ものの製作はそう多くはないそうですが、寺越さんのサイト・ギャラリー土風庵では、イラストの一部が見られます。

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 画集なので、描かれた年代も示されています。後ろの記録を見ると、最初は1983年の「アパトサウルスの群れ」のようです。
 ということは、時代ごとに変わりつつある恐竜の復元も比較して楽しめます。

 下は、「ブラキオサウルスの変遷」。右下(1991年製作)から左(2007年製作)へと、首の角度と尾が変化しています。ひとつひとつをみると気がつきませんが、確かに徐々に下がってきていますね。<

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 次は、羽毛恐竜の群れ。ヴェロキラプトルが2頭いますが、左上が2003年製作でその下が2007年。特に尾に羽毛が多くなっています。前足の翼は時にはボロボロに描くそうです。


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 なお、上の映像は、私が撮影した単なるスナップ写真で、掲載にあたっては寺越さんの了解を得ています。当然のことながら、恐竜の色や質感などが十分に再現されていません。是非、実物でご確認ください。


 監修の小畠さんも触れられていますが、一つ一つの作品には、製作メモが示されています。単なる恐竜の説明ではなくて、どのような点に注意して描いたか、などです。

 アーティストやミュージシャンなどの人々、全集という形で自分の作品を残せていいですね。後々まで、何10年も残ります。もちろん、それだけ創造的な仕事をされているからでしょう。

 反面、ネットにあふれるブログなどは、ここも含めて、10年もすればほとんど消滅し、入れ替わっているでしょう(^^;;。 
posted by 楽園のマスター at 18:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 恐竜本やDVD(新刊)

2007年09月13日

最近の収穫といえば・・

 またまた更新が滞っています(^^)。というわけで、ここ最近のスナップをいくつかまとめて・・。


 こちらは、新生代の貝化石。ヒバリガイとキンチャクガイでしょう。
 しかし、こういうのは無視するのに限ります。特に、ヒバリガイはもろいので、丹念に掘り出しても最後の最後に崩れたことがなんどか(^^;;。
 ごろごろしている化石は石だと思って、骨を探すのがコツですね。

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 次は、とある中生代の露頭にいたセミ。場所はちょっと秘密です。羽根は少し破れてますが、さわるとジーと鳴きます。
 平地では見かけないので、本屋で調べたら、エゾゼミらしい。"背中のWマークが母校の早稲田を思い出す・・"てなことが書いてありました。

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 最後は、毎日落ちてくるクリ。少しずつしか落ちないので、クリご飯ができるまで辛抱が必要です(^^)。しかも、茂った雑草の上に落ちたりすると見つかるまで何日もかかり、虫の餌食になったりします。

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 こちらはクリより多いクリのヘタ。
 我が家の木はそれほど大きくないので、1つのイガから取れるのはせいぜい1個。まわりに、実になれなかったぺしゃんこのヘタがあります。先っちょが触覚のようで、こういうのも形にいろいろあって並べてみると面白いですね。

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posted by 楽園のマスター at 20:00| Comment(0) | TrackBack(0) | たわいもない日記

2007年08月18日

朝の顔と涼宮遙

 あまりの暑さに、バテバテで、久しぶりの更新です(^^)。

 涼しい朝顔の写真をひとつ。いずれも去年の種から育ったもの。

 朝顔といえば、ツルが伸びたのが一般的ですが、手に持っているのは、オクサンが育てている小さな鉢。鉢といっても、ヨーグルトなどの空き容器です。

 なんでも朝顔の先生によると、小さい鉢で小さく育てるのだとか。そうすると、葉は少なく、花がよく目立ちます。手軽にいろんな色の花が楽しめますが、土がホントに少ないので、水やりなどの管理が大変です。

 ちなみに、後ろは普通のコンテナで育てたもの。葉もツルも伸び放題です。

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 写真にはチラッとしか写っていませんが。真っ白い花もたくさん集まるとなかなかです。



 朝顔とは何の関係も無いのですが、夏らしく水着のフィギュアを(^^)。君が望む永遠/涼宮遙です。恐竜ものより、こういうのが人気なようで。

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posted by 楽園のマスター at 18:36| Comment(0) | TrackBack(0) | ガーデニング

2007年08月05日

恐竜ワイン

恐竜ワイン、さて味は・・?

 エチケット(ラベル)に恐竜が描かれた白ワイン、テロワール・デ・ディノゾールが届きました。

 全部で5本オーダーしたのですが、実店舗で売れたので、届いたのは4本。残りは後日になるそうです。 
 金色の丸いデザインは、卵の意味でしょうか。ただいま冷やしてますので、まだ飲んでいません。何万円もする高級ワインではないので、それなりのテイストでしょう。恐竜時代の味がするでしょうか(^^;;。

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 手前にあるのは我が家で採れたブドウです。年々、野生化しているようで、皮が厚くてすっぱいです。

 以下はエチケットの拡大。Ampelosaurus(アンペロサウルス)の文字は、1995年に記載されたティタノサウルス類、Ampelosaurus atacis のこと。属名は、ラテン語で"vineyard lizard(ワイン畑の恐竜)"の意味です。


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 フランス語ですが、7000万年前とか、体長20メートル、ブドウ畑のある南仏のオード(Aude)地方のことが書いてあるようです。下はフランスのワイン産地(一部)のマップ。
 
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ブドウ畑で長靴をはいて 

 「知ってるかい? お金をなくすには二つの方法がある。一つは日本に行って芸者を買うこと。もう一つはフランスに来てワイン畑を買うことなんだ」

 ワインのついでに、ワイン本を紹介。ブドウ畑で長靴をはいて―私のロワール・ワイン造り奮闘記(集英社インターナショナル)は、ワインの魔力に取りつかれて、フランスにブドウ畑を買ってしまった新井順子さんの著。

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 で、その畑で取れたブドウから造られたワインが、下のトゥーレーヌ・ルージュです。エチケットは、お父さんだとか。

 ワインは味だけでなく、いろいろデザインが楽しめていいですね。丹波でもブドウが採れれば、丹波竜ワインが登場するかも。

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アンモナイトの繁栄と絶滅

 アンモナイト展に絡んでの講演会の2回目、今日は、松川先生による「アンモナイトの繁栄と絶滅」が行われました。

 2週間ほど前から手取層で化石発掘していたという松川先生、日焼けした顔で、足元はスニーカーといういでたち。

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 前回の佐藤先生がジュラ紀のアンモナイトだったので、今回は白亜紀の話がメイン。手取層で3番目の時代(Barremian)を示すアンモナイトの発見の話もありました。

 特に、オウムガイと比較しての絶滅の話は興味深かったですね。以下、そのあたりを断片的に・・。私のメモですので、聞き間違いがあるかもしれません(^^;;。

  1. 白亜紀末にアンモナイトは全滅し、オウムガイも多くが絶滅したが、一部は生き延びた。
  2. まき方の変化を詳しく調べると、オウムガイは、ジュラ紀から白亜紀にかけてゆるく巻くタイプが減少したことがわかった。
  3. きつくまいて内側の幼殻を水圧から守り、殻を保護し、深海での生活に対応した。
  4. きつくまくのは、殻全体のバランスを調整し移動の効率あげるためもある。
  5. 深海の低水温での生活が、オウムガイが生きのびた一因ではないか。

  6. 一方、アンモナイトのまき方には、時代で変化が見られない。
  7. きつくまく種が少なく、比較的浅い海に棲んでいたことが絶滅の原因のひとつか。
  8. 卵が小さくて多数という生殖の要因もある。アンモナイトは、1ミリ以下のプランクトンで繁殖したらしい。
posted by 楽園のマスター at 18:03| Comment(2) | TrackBack(0) | イベント情報

2007年08月02日

図録の販売

 富山市八尾の海韻館で開催中のアンモナイト展の図録を送ってほしいという問い合わせが何件かあります。そこで、郵送での販売について、お知らせします。

 また、正誤表は、Ammo_2007(PDF)をどうぞ。


 ■図録の販売案内

  1. 図録名
    2007年富山市八尾化石資料館「海韻館」企画展展示図録「生命のシンフォニー −アンモナイト登場、そして絶滅」 (化石映像を収録したCD-ROM 付) 

  2. 図録代金
     1冊:1200円・・・送料、梱包手数料込み
     2冊以上:1000円×冊数
     

  3. 申し込み方法
    代金を銀行振り込み(先払い)の後、以下の内容をメールまたはファックスにてお知らせ下さい。入金が確認され次第発送します。
     
    @ 注文冊数
    A 振り込み済金額
    B 振込み日
    C 送付先(住所)  郵便番号、住所、氏名、電話番号

  4. 代金の振込先
     北陸銀行 (金融機関コード:0144)
     富山南中央支店 (支店コード:159)
     普通預金
     口座番号 5013630
     口座名義 富山県古生物研究会 (トヤマケンコセイブツケンキュウカイ)
     

  5. 申し込み先
    富山県古生物研究会事務局 担当:葉室(はむろ)まで
     e-mail : zittok@yahoo.co.jp 
     fax :0766-55-4119 

 
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2007年07月28日

暑苦しい暖色系の花々

 晴天が続かない夏ですね。ヒマワリもうつむき加減に咲いてます。

 こちらは、まだ子供のカマキリ。肢は花粉だらけです。秋になるとでっぷりと太ってきます。フラッシュに驚いたようで、クリクリと三角形の頭を動かしています。


 ■大輪が縄張り

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 一方、暑さに弱いはずのナスタチュームが次々と暑苦しい暖色系の花々をつけています。アブラムシが嫌いな植物らしく、バラなどの近くに植えておくと、寄ってこないとか。それほど効果がないような(^^;;。

 皿にもっているのは、エディブルフラワー(食べられる花)だから。サラダなどに飾っても美しいですね。
 ビリリと辛いのも暑い夏にいいかも。この間ためしに葉も食べたら結構いけました。花の後ろにあるちいさなスイレンのような丸い葉です。

 辛味がクレソンににていることから、クレソンの学名である Nasturtium と呼ばれるようになったとか。


 ■ナスタチュームのグラデーション

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2007年07月22日

恐竜の卵作り

 今日は、またまた、富山市八尾の海韻館でした。親子ワクワク化石教室「恐竜の卵と缶バッジ作り」のお手伝いです。

 手を動かすイベントのためか、毎回人気です。あと3回あります。次回の29日は、私が講師です(^^)。


 作り方は、風船の中に石膏で水で溶かした液を入れて作ります。簡単なようですが、いろいろとノウハウがあります。

 下は、石膏液をいったんマヨネーズの空容器に入れているところ。ケーブルテレビのオネーさんも撮影に来ていました。8月7日の11時と14時から放送されるそうです。

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 続いて、石膏液を入れた風船をふくらまし、口を閉じます。このあたりで石膏が逆流したりして、被害者が出ます。今回も約1名が・・。
 そして、表面に薄い膜ができるようゆっくりと回します。小学3年生以上ですが、妹なども協力しています。
 
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 やがて、熱くなってくると石膏が固まります。ハサミで風船破って、できあがり、です。

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 最期に、できた卵を前に、参加者でスナップ写真を。今日は出来がいいようです。

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 これは、水彩で色をつけたもの。私が、2年前に作った夏休みの宿題です(^^)。
 割れていたほうが、よりリアルかも。石膏が薄い膜を作っているのがわかります。

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